
海を越えた支援が、子どもたちの学びに ― ガザから届いた二つのメッセージ
2026년 8월 31일
皆さまがご自身の暮らしの中から少しずつ託してくださった支援が、海を越え、子どもたちのノートや鉛筆になり、そして今回、ハンユニス・マワシのテントの寺子屋に念願の黒板が届きました。
これまで、先生が文字を書いて子どもたちに見せながら教えるための板さえなかった学びの場です。
ムハンマド先生から、戦争の中で子どもたちと学びの場を守り続ける思い、そして黒板が届いたことへの喜びと、日本から支えてくださっている皆さまへの感謝を伝える二つのメッセージが届きました。

皆さまがご自身の暮らしの中から少しずつ託してくださった支援が、海を越え、子どもたちのノートや鉛筆になり、そして今回、ハンユニス・マワシのテントの寺子屋に念願の黒板が届きました。
「子どもたちのそばにいること」― ムハンマド先生からのメッセージ
皆さまに、平安がありますように。
ガザの中心から、ハヤートナの子どもたち、そしてすべての子どもたちのために、メッセージをお届けします。
私たちは今、いつか自分たちが経験することになるとは、想像もしなかった日々をガザで生きています。
恐怖が日常の一部となり、子どもたちの声や笑い声の代わりに、砲撃や航空機の音が、私たちのそばにあり続ける日々です。
私は教師のムハンマドです。
ハンユニスとマワシ地区の寺子屋(学びの場)で子どもたちを教えています。
戦争が続く中でも、子どもたちに対する私たちの責任が途絶えることはありませんでした。
私たちはできる限りのことをして、子どもたちに小さな喜びの時間をつくろうとしています。
子どもたちの顔に笑顔を描き、安心を感じてもらおうとしています。
私たち自身もまた、安心できる場所を探し続けているにもかかわらずです。
私たちは子どもたちと一緒に絵を描き、遊び、歌い、学びます。
そして、子どもたちを取り巻くあらゆる状況の中でも、子ども時代を失わずにいられるよう努めています。
私たちがそうするのは、ガザの子どもたちも、世界中の子どもたちと同じように、子ども時代を生きる権利があるからです。
子どもたちには、恐怖や破壊ではなく、学校や遊び、夢が与えられるべきです。
私たちは、自分たちの周りで起きていることを変えることはできないかもしれません。
けれども、子どもたちのそばにいることはできます。
子どもたちの夢を抱きしめ、毎日こう伝えることはできます。
「希望は、今もここにあります」
「あなたたちの子ども時代は、今も守る価値があります」
ここガザの、寺子屋の教師と子どもたちから、私たちに寄り添ってくださった日本の皆さまに、心から感謝を申し上げます。
私たちの子どもたちを支えてくださったすべての方、私たちのことを気にかけ、様子を尋ね、私たちの物語を伝えてくださったすべての方に感謝します。
手を差し伸べてくださった方、言葉をかけてくださった方、笑顔を届けてくださった方、そのすべての方に感謝します。
皆さまからの支援は、私たちにとって大きな意味を持っています。
そして、活動を続けていくための力を与えてくれています。
私たちが願っているのは、ただ、子どもたちが平和に生きることです。
恐怖を感じることなく朝を迎え、戦争の重荷ではなく、ランドセルを背負って学校へ向かえる日が来ることです。
私たちは、パレスチナに平和が訪れること、ガザの子どもたちに安全がもたらされること、そして子どもたちの小さな夢にふさわしい未来が訪れることを願っています。
ガザから、私たちは子どもたちのために活動を続けます。
子どもたちは、生きるに値する存在だからです。
そして、テントの寺子屋に黒板が届きました
ハンユニス・マワシの学びの場では、子どもたちや生徒たちに分かりやすく知識を伝えるための木製の板、つまり黒板がなかったため、私たちは困っていました。
その後、子どもたちのために黒板とノート、鉛筆を用意していただきました。それによって授業の環境は以前よりも良くなり、教えることも、黒板を使って子どもたちに分かりやすく知識を伝えることも、ずっと容易になりました。
私たちは、ハンユニス・マワシの学びの場で、子どもたちのために活動しています。
子どもたちを喜ばせ、学びを支え、私たちと一緒に活動に参加してもらえるように、懸命に、何度も何度も努力しています。
それは、戦争の激しさや、その重圧を少しでも和らげるためです。
そのため、子どもたちに必要なものを届けるために協力してくださったすべての方々に、心から感謝します。
また、子どもたちを支え、寄り添ってくださったすべての方々に感謝します。
そして、この戦争のさなかにあるガザ地区で、子どもたちにより良い未来をもたらすために力を尽くしてくださっているハヤートナに感謝します。
日本の皆さまにも、心から感謝しています。
皆さまはガザの子どもたちを支え、ガザの子どもたちのことを忘れず、戦争によって落ち込み、傷ついている子どもたちの気持ちに寄り添ってくださいました。
皆さまからの支援によって、子どもたちに必要なものが届けられ、学ぶことや知識を伝えることが、以前よりも容易になりました。
改めて、日本の皆さまに心から感謝いたします。
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皆さまがご自身の暮らしの中から少しずつ託してくださった支援が、海を越え、子どもたちのノートや鉛筆になり、そして今回、マワシのテントの寺子屋に念願の黒板が届きました。