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お絵描き教室で広がる笑顔
2025年3月16日
ラマダン中はビスケットやチョコを配りつつ、お絵描き教室を開催。新しい机やノートも加わり、子どもたちの笑顔と親子の参加が広がりました。ご寄付に感謝します。

マイサ先生が授業を2つに分けていた理由が分かりました。子ども食堂を断食中の子どもたちの前で開くのは残酷だと考え、断食していない子にサンドイッチを渡しやすいように配慮していたのです。けれど現実には、少量のファラフェルを用意するのは難しく、ラマダン中はビスケットやチョコレートを配る形となりました。これなら断食している子にも手渡せ、家に持ち帰ることもできるため、再びクラスを1つにまとめてお絵描き教室を開くことにしました。
新しいノートや色鉛筆を揃えて臨んだ教室には、子どもたちの笑顔があふれました。送られてきた写真や動画からも、その喜びが伝わってきます。特に嬉しかったのは二つ。ひとつは、丸いテーブルと椅子が寄付されたこと。小さな子どもたちも座りやすく、活気ある雰囲気が広がりました。もうひとつは、見学に訪れた親子がそのまま参加し楽しんでくれたことです。一部の母親から「ノート代が払えない」との相談もありましたが、マイサ先生が「払えない時はこちらで用意します」と応じ、安心してもらえたそうです。
増えるであろう新しい仲間たちが楽しみです。ノート代は私たちではなく、皆さまからのご寄付から充てさせていただきます。一緒に子どもたちを支えてくださり、本当にありがとうございます。
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