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ラマダンと新しい寺子屋の授業
2025年3月15日
ラマダン開始と同時に新しい寺子屋で授業が始まりました。黒板の高さや寒さなど課題はありますが、新しい助っ人も加わり、子どもたちの学びの場が広がっています。

ラマダン開始と同時に、新しい教室での授業がスタートしました。息子たちが撮ってきてくれた写真や動画を見て、まず気になったのは黒板の高さです。子どもたちには少し高すぎて、下の部分しか書けず、小さな台に乗って書く子もいて危なっかしく感じました。机や椅子のときと同じく、子どもに合ったサイズを考えていなかったのだと反省。安全に使える小さな台を作ってもらうようお願いしました。
広くなった教室は学びやすくなった一方で、寒さや薄暗さも気になります。電気が使えたら…と感じる場面も多く、改善の余地はまだまだありそうです。
そんな中、新しい助っ人が現れました。マイサ先生より若い女性で、今は授業中のアシスタントをしてくれているとのこと。将来的にはクラスを増やし、共に寺子屋を支えてくれる存在になることを期待しています。
ラマダンが始まってからは、断食している子とそうでない子を分け、授業を2回に分けて行っているそうです。断食中は寝不足や空腹で集中力も下がるため、効率は落ちがち。それでも「全然問題ないわよ」と笑顔で話すマイサ先生。「この場所が気に入ったから、ずっと居たいわ」と語る彼女の言葉に、心強さを感じました。
まだ課題は山積みですが、子どもたちの笑顔に支えられ、少しずつ歩みを進めています。
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