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祈りだけで終わらせないために ― ガザの子どもたちへの越冬支援

2025年12月25日

クリスマスイブの祈りの夜、行動することの意味をあらためて考えました。
マワシとハンユニスの子どもたちへ、靴下300足とスウェット10セットを届けた越冬支援の報告です。抗がん剤治療中のヤスミン代表から届いた現地の声とともに、有志による小さな支援が、子どもたちの暮らしにどのように届いたのかをお伝えします。

クリスマスイブの夜、各地のキリスト教会で平和のための祈りがささげられました。
けれど、その祈りの中で、いまこの瞬間も生きるためにもがいている人々の存在を、どれほどの人が具体的に思い描こうとしたでしょうか。


教会に行くことが、いつの間にか自己満足になってはいないか。
祈る姿を、神に見せるためだけの行為になってはいないか。
一信者として、私は時折、教会という共同体や、そこに属するということ自体に、問いを感じることがあります。


「祈る気持ちがあるのなら、小さくてもいいから行動も起こさなければ」
そんな思いから関わり始めたガザの子どもたちへの支援は、今ではアフターファイブや休日の大切な時間になりました。


昨晩、ヤスミン代表からうれしい知らせがいくつも届きました。
抗がん剤治療のため入院中ではありますが、ガザの息子たちの自立に関する報告や、子どもたちの笑顔が、ヤスミン自身を支えています。体調の厳しい中でも、報告を続けてくれています。


この冬の越冬支援として、マワシとハンユニスの子どもたちのために、靴下300足とスウェットスーツ10セットを準備しました。
靴下は一人につき2足ずつ全員に。スウェットスーツは、先生から「特に衣類に困っている」と報告のあった子どもたち10人に贈りました。

もらえなかった子どもたちが傷つかないよう、他の子どもたちが帰ったあとに、該当する10人にそっと手渡しています。
その中の一人の男の子は、目と頬が落ちくぼむほど痩せており、栄養状態も気がかりでした。


心配なことは尽きません。
けれど、有志の庶民による小さなグループでできることには、どうしても限りがあります。
だからこそ、世界規模の大きな団体が、もっと現場に寄り添い、力を発揮してくれたら——そんな思いも、正直に抱いています。


このような小さな支援は、皆さま一人ひとりの思いとご協力によって成り立っています。
大きなことはできなくても、今この瞬間を生きる子どもたちの暮らしを、少しだけ温めることはできます。
もし共感していただけましたら、無理のない形でご支援に参加していただけたら幸いです。
皆さまの思いは、確かに現地へ届いています。

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