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困難の中で生まれた決断――寺子屋を次の形へ
2026年3月29日
静かな時間すら確保できない日々の中で、それでも子どもたちの学びと住民の暮らしを守るための新たな試みが始まりました。

ヤスミンは、毎月続く抗がん剤治療の副作用が最近とくに強く出ており、画像を送るだけの気力や体力も十分にない状態です。
今は何よりも、ガザにいる息子たちとの日々のやり取りにエネルギーを使ってほしい――それが、支えるメンバー全員の願いです。
ヤスミンと息子たちとのやり取りは、親子の絆を確かめる大切な時間であると同時に、ガザでハヤートナが見守る子どもたちや家族、近隣の人々の懸命な暮らしぶりを知るための、重要な報告の機会でもあります。
そんな困難な日々の中で、ヤスミンから一つの提案がありました。
ガザの寺子屋を、正式な教育機関(学校)として認可取得できないかという挑戦です。
まずは、現地のニーズが最重要なので、これはあくまで一つの案ではありますが、この提案を受け、息子たちは動き始めています。
中東での戦火が広がりつつある今、ガザの現状がメディアで取り上げられる時間は以前より少なくなりました。しかし現地では今もなお、平和で静かな時間が1時間と続かないような状況が続いています。
このような状況の中で、このプロジェクトが今後どのように進んでいくのかは、まだ誰にもわかりません。もしかすると、より優先度の高いニーズが現れるかもしれません。さまざまな試みの中で、実現に至るものもあれば、すべてが壁にぶつかる可能性もあります。それでも、ムハンマドとマッスーシーは、たとえ倒れてもあきらめず、挑戦を続けていくはずです。
どうか、ガザで生きる人々の挑戦の日々を、引き続き見守ってください。
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