スキルでつなぐ未来

青年や大人たちが、自分に合った知識や技術を身につけ、仕事を得て人生に喜びを見いだせるよう、私たちはサポートを目指しています。その第一歩として、ITスキルを学ぶ教室を計画しました。攻撃の再開により準備段階で避難を余儀なくされましたが、次のステップへ進める日を信じています。

皆さまからのご寄付で、停戦期間中にはソーラーパネルを準備し、ITサポートのスキル研修を実施する機関とも話を進めていました。パソコンの調達も行い、着々と準備を整えていましたが、攻撃が再開し、ハンユニスの寺子屋を残して避難生活を余儀なくされています。

この状況下でも、生きていくためには収入が欠かせません。シングルマザーも増える中、避難先のテントで寺子屋を開くことによって、教員経験者や教育・児童心理の知識を持つ人々が職を得る機会をつくることができています。こうして支払われる報酬は、現在すべて日本からのご支援によって支えられています。