ハンユニスの小さな春 ― 片づけから始まる新しい一歩
- Maryam
- 10月14日
- 読了時間: 1分
ハヤートナ福岡のヒカルさんから、今日のガザの様子が届きました。
マッスーシーは「おやつクラブ」がない日には、ハンユニスで借りていた部屋の大家さんの弟さんと一緒に、借りていた部屋の後片づけに通っているそうです。
ムハンマドは、まだ歩くことができないためテントで留守番。彼の足の、早い回復を祈りながら、ムハンマド兄ちゃんにも“春の訪れ”があるようにと願う――そんな少しおせっかいな、hayaat.na日本の仲間たち(私たち)です。
あの凄まじい荒れ方の部屋をどうやって片づけるのかと心配していましたが、住宅のオーナーが人を雇い、各階の住人たちが総出で作業を進めているとのこと。道路の瓦礫も、一車線だけは車が通れるようになったそうです。(私の部屋も片付けてくれないかしら)
家が半壊でも、食べ物が十分でなくても、互いに助け合い、分かち合う人のぬくもりがそこにはあります。もしかしたら、私たちよりもずっと豊かな心で生きているのかもしれません。
まだ危険な地域も多く残っていますが、彼らが自立へと踏み出した、その小さな一歩を信じて見守りたいと思います。

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