ガザから届いた近況 — 少しずつ、戻りはじめる暮らしの灯
- Maryam
- 2025年11月26日
- 読了時間: 2分
平穏な日常にはまだ遠いものの、梅の蕾が一つ、二つとほどけるように、ハンユニスには、人々が少しずつ戻ってきています。
ヤスミン代表によれば、昨日は マワシ地区の「おやつクラブ」担当のムハンマド先生と、砲撃で大きな怪我を負っていた ムハンマド少年もハンユニスへ戻って来たとのこと。
25日は「おやつクラブ」の開催予定日でしたが、大雨で休校となりました。
その大雨は、日本でもニュースになっていましたね。テント暮らしの人々にとっては雨は脅威です。地面から染みる水、冷え、濡れた毛布…。画面越しでも、その厳しさを想像された方も多いのではないでしょうか。
家に帰りたい — たとえほぼ全壊でも
冬の雨期は長く厳しい。「ほぼ全壊でもいいから屋根のある場所に戻りたい」と願うのは、ごく自然なことだと思います。
屋根の一部でも残っていれば、家族でそこに戻り、少しずつ片づけながら暮らす——その選択をする人が増えていると聞きます。
ただし、そこで立ちはだかる現実もあります。
瓦礫の山には、ただの瓦礫だけがあるわけではありません。不発弾や破片が混在し、命を奪う事故の報道もあります。
なかでも深刻な課題としてとして受け止めなければならないと実感させられたのが、読売新聞(2025/11/26)に掲載された以下の一文。
「ガザでは不発弾が破壊された建物の脇などで散乱している。爆弾の危険性を知らない子どもたちが、テントの重しに使ったり、上に乗って遊んだりしている。」(私も子どもだったら、間違いなく乗って遊びます)
想像すると、すぐに飛んでいきたくなるほど危険です。子どもは、ほんの数分目を離しただけで大人の想像を超える行動をしてしまうことがあります。
瓦礫を片づけたい。でも子どもから目が離せない。その狭間で動けずにいる家族も、きっと少なくないはず。
ハンユニスの寺子屋でできること、サポートできることがあるのではないか。
不発弾の危険から子どもたちを守るために、親が瓦礫の処理に集中できるようにするには、どんな仕組みや助けが必要なのか。
その答えは、外から一方的に決めるのではなく現地の声を聞いて確かめることから始めなければ。。。
今、人々は何に困り、何を望んでいるのか。そこから、私たちの次の一歩が見えてくるのだと思います。
(使用した写真は、2月のものです。)

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