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できることを仕事に|ガザの人々の自立への小さな歩み

  • Maryam
  • 2025年12月26日
  • 読了時間: 2分

一人当たりGDPが、1日わずか66円という現実の中で、ガザの人々はそれでも、生活と経済を取り戻そうと走り続けています。


以前、このブログでは、ムハンマド少年のお父さんが「歩けなくても、手は使えるんだ!」と、いつミサイルが飛んでくるか分からない路上で靴修理を始めた話を書きました。


そして今度は、そのムハンマド少年自身が、ヤスミン代表の息子・マッスーシーと一緒に、ファラフェル屋を開店しました。これは日本からのご支援に頼ったものではなく、自分たちの力で始めたものです。


ファラフェルを揚げるのは、マッスーシー“師匠”の担当。ムハンマド少年は、仕上げ役のようです。


知り合った頃は、まだあどけない「少年」だったと聞いていましたが、届いた写真はすらりと長身の、素敵な青年でした。ヤスミンが「もう“少年”じゃなくて、ムハンマド君ね」と言ったほどです。


足の悪いお父さんに代わり、家族を支える立場になった彼は、きっと心も、ずっと前から大人だったのでしょう。幸せになってほしい――心から、そう願います。


食料配給所の手前で砲弾を受け、大けがを負ったと聞いたときは、本当に心配しました。それが今、立ち仕事ができるまでに回復しており、状況が少しずつ前進していることが分かりました。


皆が少しずつ暮らしを取り戻し始めている。とはいえ、見ているこちらがハラハラする場面も少なくありません。マッスーシーは、火が油に引火しそうな距離感でも、まったく平気な顔でファラフェルを揚げています。

野菜も少しずつ手に入るようになりました。
野菜も少しずつ手に入るようになりました。

さらにハラハラさせてくれるのは、兄のムハンマド。骨折した足がまだ完全に治っていないのに、ネットビジネスの準備で高所作業をしたそうです。しかも使っているのは、手作りの梯子。……怖い。


ヤスミンは、送られてくる写真を見て「手汗が止まらない」と言っていました。

それでも、できることを考え、見つけ出し、工夫しながら仕事を生み出していく彼らの姿には、たくましさと、生きる力があります。


平和な場所に暮らす私たちも、彼らの姿から学び、前を向いて生きていきたいものです。

 
 
 

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