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hayaat.naの「ガザの寺子屋と子ども食堂」プロジェクトは、2024年11月、ムハンマドとマッスーシ兄弟が、近隣の子どもたちを集めて勉強を教えていたマイサ先生と出会ったことをきっかけに始まりました。
寺子屋では「お絵描きの時間」を設け、子どもたちが気持ちを自由に表現できる場を大切にしています。色彩豊かな画材に触れることで心に彩りをもたらすとともに、作品を通して子どもたちの想いを感じ取り、よりきめ細かなサポートにつなげています。
こども食堂では、食べることを通じて心の栄養を届けています。かつては野菜とファラフェルを巻いたロールサンドを出せましたが、今は数日に一度のビスケットが精一杯です。それでも子どもたちにとっては、カロリー補給だけでなく、希望をつなぐ大切な一口となっています。
青年や大人たちが、自分に合った知識や技術を身につけ、仕事を得て人生に喜びを見いだせるよう、私たちはサポートを目指しています。その第一歩として、ITスキルを学ぶ教室を計画しました。攻撃の再開により準備段階で避難を余儀なくされましたが、次のステップへ進める日を信じています。
英語を学ぶことは、単なる言語習得にとどまらず、異なる文化や価値観に触れ、視野を広げることにつながります。国連の支援からこぼれてしまった子どもたちにも、より広い世界に羽ばたける可能性を届けたい——その思いから、私たちは英語教育を取り入れています。
パレスチナの人々は勤勉と評され、成人識字率は2022年時点で約98%と、世界平均(約81%)を大きく上回っています。hayaat.naの寺子屋では、この高い識字力を基盤に、子どもたちがより豊かな思考・表現力を育めるようサポートしています。
寺子屋では、ダンスや体を動かすゲームを取り入れ、子どもたちの緊張をほぐす時間を大切にしています。こうしたプログラムは、心と身体をほぐすだけでなく、譲り合いやフェアプレーの心を育むことも目的としており、「暴力では何も解決できない」ということを学ぶ場にもなっています。