再び始まった激しい攻撃の中で
- hayaatnaweb
- 3月19日
- 読了時間: 2分
今朝未明(ガザ時間)、イスラエルからの激しい攻撃が始まりました。息子たちは大きな音と衝撃で飛び起き、続く爆撃の間は外に出ることもできず、建物の奥で身を縮めるしかなかったそうです。「戦争が始まった」と届いたメッセージに慌てて電話をしましたが、回線は1~2分ごとに途切れ、ほとんど話せませんでした。かけられる言葉は「気を付けて」だけ。それ以上は何もできない自分に無力さを覚えました。
夜が明けてようやく、激しく攻撃されたのは隣の地区だったと分かりました。マイサ先生や子どもたちの一部も無事が確認され、胸を撫で下ろしましたが、ニュースでは複数のハマス幹部が殺害されたと報じられています。政治的な思惑の裏で、また多くの普通の人々の命が奪われたと思うと、悔しさと怒りで涙がこぼれます。
攻撃はなお続いていますが、息子たちはファラフェル販売の準備を進め、マイサ先生も寺子屋を開いたと聞きました。どこにも逃げ場がないからこそ、日常を保つことが心を支える唯一の方法なのかもしれません。
「今日はスークは空っぽか、あっても値上がりで買えないだろう」と息子は話していました。皆さまからいただいたご寄付のうち目標達成後の分は、緊急支援に充てたいと考えています。ただ、搬入が完全に途絶えたままでは、その支援も限界を迎えるでしょう。それが恐ろしくてなりません。
本来なら今日は「寺子屋に電気とインターネット環境を整える」第1歩の報告をするはずでした。悔しい気持ちを抱えながらも、ただ一つ願うのは、皆の無事と一刻も早い本当の停戦です。



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