新しい寺子屋と子ども食堂のお披露目
- hayaatnaweb
- 3月1日
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本日(3月1日)、ラマダンが始まりました。停戦が第2段階へと進むかどうか、まだ安心はできませんが、息子たちは落ち着いて日々を過ごしています。どうか平和なラマダンとなりますように。
さて、寺子屋の机と椅子が無事に間に合いました。予算や材料の都合で机と3~4人掛けのベンチという形になりましたが、ラマダン前に完成し、胸をなで下ろしています。製作を担ってくれた職人さんに感謝です。そして完成を祝う意味も込めて、新しい寺子屋で「出前子ども食堂」を開催しました。キッチンはないものの、隣のスペースを借りて調理ができ、しばらくは「屋台・子ども食堂」として続けていく予定です。
当日、マイサ先生が子どもたちを数回に分けて引率してくれました。子どもたちは新しい教室に「わあ!」と歓声を上げ、席に並んでファラフェルサンドを頬ばりました。今回は大家さん一家や近隣の方々も招待し、地域の子どもたちにも食べてもらうことができました。
この取り組みを進めながら、私は1997年に関わったハンユニスの障害児教育センターを思い出します。建設中の複合施設の一部を使い、障害のある子どもたちに日常生活や職業訓練を提供していた場所です。規模は比べものになりませんが、私たちも少しずつ、子どもたちが笑顔で学べる場を広げたいと願っています。次の課題は電気とインターネット環境。息子たちには、まだまだ足を棒にしてもらわなくてはなりません。



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