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色と笑顔で生まれ変わった寺子屋

  • hayaatnaweb
  • 2月28日
  • 読了時間: 1分

やっと寺子屋の場所が決まりました。最初に候補となったトイレのないガレージの持ち主が「心当たりがある」と紹介してくれた建物の1階部分です。トイレ付きで、多少焼け焦げて壊れた物が積まれていたものの、壁も窓枠もドアも無事。寺子屋のためと伝えると、すんなり話がまとまりました。

写真を送ってもらうと、黒ずんだ壁が目に入りました。爆撃の火の粉で焼けた跡だそうです。息子たちは「平気だよ」と言いましたが、私は「刑務所のようで嫌」と白く塗るようお願いしました。かつて自宅が砲撃で焼け、壁が黒焦げになったときの記憶がよみがえったからです。その声に応え、息子たちは白やカラフルなペンキを探し出し、2日後には明るく生まれ変わった空間に。色彩はまさに平和の象徴だと感じました。

さらに工夫してくれたのは黒板です。手頃なサイズが見つからず困っていましたが、漆喰にチョークが書ける専用ペンキを使い、壁一面を大きな黒板に変えてくれました。写真を見たときの感動は忘れられません。

次の課題は机と椅子。以前差し入れたものは子どもたちには高すぎて座りにくそうだったため、今回は採寸から始めます。ラマダンの開始までに間に合うか、挑戦は続きます。

 
 
 

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