空爆の記憶と冬の寒さ ― ガザの庶民に心を寄せて
- Maryam
- 10月24日
- 読了時間: 2分
更新日:10月25日
体調を崩していたムハンマド先生が、無事に復活しました。ただ、今週の「おやつクラブ」は、出席する子どもの数が少なかったそうです。19日の空爆の恐怖が、まだ子どもたちと親たちの心に影を落としているのかもしれません。
平和な国で暮らす私たちには、いつ来るかわからない空爆に怯えながら過ごす日々のストレスを想像することは、きっと容易なことではありません。それでも、想像しようと努めることは、私たちにできる小さな一歩だと思います。ガザの問題に限らず、誰かの痛みに無関心な自分がいないだろうか―― 時々立ち止まり、自分の心を見つめ直したいものです。
マッスーシーの話によると、修復中のハンユニスの住宅には、5〜6人の人々が少しずつ戻り始めているそうです。それでも、19日のイスラエルによる空爆の恐怖は続いており、停戦が続かなければ、避難地域から離れることは難しいだろうとのことでした。
東京は急に冷え込み、街の洋服店には暖かそうなセーターやコートが並び始めました。ガザの住民は、避難生活が始まってから三度目の冬を迎えます。「ガザの住民」とひとことで言っても、その暮らしぶりはさまざまのようです。テントで暮らす人々も、壊れかけた住宅で身を寄せ合う人々も、それすらかなわない人々も、せめて温かい服を羽織り、少しでも寒さをしのげますように。




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